鹿児島中央駅
九州新幹線の終着駅であり、鹿児島の陸の玄関口のひとつ。観覧車が特徴的な駅ビルには、JR九州の主要駅ではおなじみの商業施設「アミュプラザ」が入っている。
現在の駅名になったのは2004年の九州新幹線部分開業(新八代~鹿児島中央)時のことで、それまでは「西鹿児島駅」であった。隣には「鹿児島駅」もあるのだが、昭和の途中から西駅が賑わうようになり、中心駅の機能も西駅へ移ったようだ。



中心市街地へ
中央駅から繁華街である「天文館」へは少し離れており、路面電車やバスで結ばれている。西日本のこのくらいの規模の都市のあるある。





天文館周辺
駅が新しくなったり郊外にでかいイオンができたりしても、やはり外せないのが天文館。路面電車に並行・直交して、アーケードが縦横無尽に広がっている。かつては三越や高島屋などの百貨店もここに集まっていたようだが、現在は一つ(後述する山形屋)を除いて閉店してしまい、テナント型商業施設になっている。また、歓楽街も程近い。



















山形屋
地元の歴史ある百貨店。ほかの百貨店が撤退した今も、地元鹿児島で孤軍奮闘している。なんといっても建物が格好良く、これだけのために鹿児島を訪れる意味があるとすら思った。









城山
展望台から鹿児島市街を一望できる。道中の「照国神社前」交差点は、福岡・熊本を通ってきた国道3号線と大分・宮崎を通ってきた国道10号線の結節点。



フェリーターミナル
各方面へのフェリーターミナルと、それに隣接する「ウォーターフロントパーク」。国道58号はこの先、種子島、奄美大島を経由して、那覇まで繋がっている。鹿児島は新幹線の南の果てであると同時に、南西諸島にとっての北の一大拠点であることを実感することができた。





おわり
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